伴走型支援士認定講座 その2

奥田知志さんの講演に感動して、2月のはじめに東京まで2泊3日で「伴走型支援士2級認定講座」(特定非営利活動法人ホームレス支援ネットワーク主催)受けに行ったことを前回書きました。今まさに求められる「伴走型支援」の精神に基づくなかなかレアな認定講座で、行ったという人もそう多くはないと思うので、せっかくなので講座の様子もお伝えします。

来ていた人たちはだいたいが福祉関係らしく、みな居眠りなどせず熱心に授業を受けていて、教室じゅうにエネルギーが満ちている感じ。自分は京都代表で来てるんだ!(そんなわけない)みたいに妙に気合入ります。日本全国から、キャリーケースをゴロゴロと引きながらやってきて、全日程が終わると、またゴロゴロと帰っていく。なんだか不思議な光景でした。しかし、全国にこんなに伴走型支援をやりたい人がいるんだと思うと心強くなります。1級・2級合わせて100人ぐらいいたようで教室はぎゅう詰めでした。NHKのカメラも入り、ニュースで放送されたようです。

朝から夕方までしっかりと授業があり、しかも、遅刻や欠席をしたら認定の資格がもらえないという厳しい講座でしたが、のど飴をなめたりコンビニコーヒーを気付け薬のように摂取しながら試練になんとか耐えました(途中、かなり深く居眠りしましたが…居眠りというより眠りです)講座の中で、もっとも重要なテーマとして上がっていたのが居住のこと。どのようにして家を借りて、地域の中で安心して生活を続けていくことができるか。

貧困層で、とくに高齢の単身者が家を借りようとすると、部屋の中で孤独死した場合のリスクや家賃滞納リスクなどを危惧して、大家さんが貸ししぶるために、部屋を借りられないケースがある。または身寄りがなくて連帯保証人がいないため借りられないことも。一方で、住み手のない空き家は増え、その維持管理にお金だけが無駄にかかる。

空き家と居住者のニーズを結びつけるには、例えば定期的な見回りなどをはじめとする生活サポートサービスや、万一亡くなった時に後始末(文字通り部屋の後始末や、財産の整理、葬儀なども)を代行するような仕組みを万全にして、「これなら安心して貸し出せる」と不動産屋や大家さんに思ってもらえるようにすることが必要。実際に福岡市をはじめ、いくつかの自治体では、こうした仕組みづくりを始めているところもあり、少しずつ実を結び始めている様子です。地域の中でこれまではバラバラに機能していた色々な役割の人々が一つの輪につながって、誰もが安心して生きていける社会を形づくる。まさに理想の社会ですが、これが身近な地域でも実現していけば、もし私自身が困窮したときや高齢になったら、どれだけ心強いだろうと思います。

講座の中で、複数の高齢単身者がシェアハウスのように共同で生活を営んでいる映像も見ました。はじめはなかなかうまくいかなかったけれど、支援者の助言を得ながらじょじょに共同生活も軌道に乗り始め、今では日常のだいたいのことはそのメンバーでこなせるとのこと。シェアハウスというと現在はまだ若者が中心というイメージですが、今後はきっといろいろな世代に開かれたものになると思います。

高齢者の貧困問題、シングルマザーの貧困、発達障害や知的障害者の貧困…講義を聞けば聞くほど、まだまだこれらの人たちへの支援の動きは始まったばかりで、やるべきことは山ほどあるのだと思えてきました。とはいっても、私は福祉系の資格も何も持っていないし、すぐに何もできそうにないともどかしくなりますが、こうした講座に参加することも含め、今少しずつ始めていることを続けていけば必ず、将来の自分たちの暮らしや社会のあり方を変えていくことにつながるのだと希望を持っています。


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